【IPO】第一生命(8750)を取り巻くニュース★証券会社の思惑、大型株、そして上場後のIPO市場

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本日も第一生命(8750)関連のニュースがいくつか掲載されています。

IPO・新規公開株

100万人超す新顧客 日刊ゲンダイ

来月1日に公開される第一生命の前人気が高い。新株申込価格は仮条件最高値の15万5000円(1株単位)で18日にも発表の公算だ。発行株式数は1000万株だから、時価総額1.5兆円強の巨大IPOとなる。発行株数のうち、安定株主となるメガ3行に21%、生命保険契約者に29%が割り当てられる。実際に市場に出回るのは、750万?800万株だ。
 ちなみに、割り当てられる保険契約者の数は150万人にも達する。幹事証券の野村とみずほは数百億円の引受手数料以外に、この膨大な新規顧客を第一生命から渡されることになる。

●みずほFGに意外性
 週末にメジャーSQを控え、現物投資見送りで10日の東証1部の出来高は、15億株とさえなかった。メガ3行の終値は、三菱UFJが4円安の457円、三井住友が9円安の2867円と終日低かったのに、みずほは変わらずの185円。直前まで187円を付け、小じっかり。この日が象徴するように、三菱UFJと三井住友の下値膠着に対し、みずほは1月18日の高値194円に接近している。先の2行が大型公募により、持ち合い解消売りを受けやすいこともあるが、みずほは第一生命株5.6%保有の大株主。上場による含み益増加への期待が強い

個人投資家呼び込む大型株に出番 NTT、ドコモ、ソフトバンク 日本証券新聞

4月1日の第一生命保険(8750)上場を見据えて、一般個人投資家好みの主力級大型株浮上を唱える声が生じつつある。第一生命の株式会社化によって生じる個人株主数は約150万人。とりわけ、これまでに株式投資経験の全くない層も、かなりの部分を占めると観測される。こうして生まれた大量の新株主を、単に売却して出て行くだけに終わらせず、「株式投資家」として市場に取り込んでいくことができるかどうか…。証券界全体にとっても、直面する大きな課題として一段と意識されてくることになりそうだ。

現在は第一生命のブックビルディング期間中(―18日)。決して業界全体でお膳立てしたわけではないが、折よく市場環境は好転の度合いを強めてきており、いい形で上場日を迎えられそうなムード。相場内容も、鬼ゴム、ツガミといった材料株頼みを脱して、このところソニーを筆頭に優良株の高値更新が相次いでいるが、投資経験の乏しい一般レベルの個人投資家層にアピールするには、もう一枚、“人気カード”が欲しいところではある。

こうしたシナリオの下、市場の一部では、最近の野村証券の投資推奨の動きを裏読み、深読みする声も生じているようだ。

野村証券は11日、NTT(9432)、NTTドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)の3銘柄について、それぞれ投資判断「1」(最上位)継続とする推奨レポートを発行。株主数100万人強のNTTはもちろん、ドコモやソフトバンクも30万人を優に超え、個人投資家保有の最も多い銘柄群として知られる。ドコモのレポートは2月上旬以来、久々の発行と見られる。

もちろん、アナリストは営業部門とは独立した判断の下で活動しており、これだけをもってテコ入れめいた思惑を語るのは無理がある。とはいえ、単に相場好転下で高まる出遅れ感や、アナリストが高評価を寄せる実態面の改善ぶりに照らしても、もっと見直しの目が向けられていいことは確か。そして、目前に迫った証券界最大のイベントを前に、この手の銘柄に「上げ賛成」の声が上がりやすい当面の市場ムードも、間接的な追い風となるはずだ。

第一生命上場後のIPOマーケット 「紀文」も有力候補に浮上 IPOセミナーの客足戻る 日本証券新聞

IPO(新規上場)市場に薄日が差し込んできている。4月1日上場の第一生命(8750)に続き、4月16日に防護服のアゼアス(3161・JQ)が新規上場することが明らかになった。これで2010年IPO承認社数は8社。1970年代後半以来のIPO低水準に泣いた昨年(1―4月IPOは7社)水準をひとまずクリアしてきた。

NTTドコモ以来、11年6カ月ぶりにオファリング総額1兆円を超える可能性(想定価格15万円ベースで1兆809億円)もある第一生命は目下、ブックビルディング期間中(3月9日―18日)。応募状況は「問題なく進んでいる」(市場関係者)とされ、順調にこなしているもよう。

さて、第一生命に続くIPO有力候補はどうか。野村証券主幹事で「大塚HD」「ポーラ」、大和証券主幹事で「ポッカ」、大和・三菱UFJ証券共同主幹事で「アヴァンストレート」、三菱UFJ主幹事で「シンバイオ製薬」が挙がっていることは既報済みだが、さらに紀文食品(東京都中央区)がIPO有力候補に急浮上。

紀文は水産練り製品を主体とした総合加工食品メーカー。連結売上高1045億円、資本金44億2580万円(前3月期末)という規模感。1970年代前半から海外拠点展開にも乗り出し、現在はタイ、米国、シンガポール、香港にも拠点を置く。主幹事証券としてみずほインベスターズ証券が務めるもよう。

このほか、マッサージチェア最大手のフジ医療器(大阪市)、介護事業のウィズネット(さいたま市)、渋谷109系からナチュラル系まで幅広い若者向けファッションアイテムのeコマースを手掛ける夢展望(大阪府池田市)などもIPO候補に挙がる。

創薬バイオベンチャーのうち、米アムジェン元副社長の吉田文紀氏が率い、抗がん剤開発を手掛けるシンバイオ製薬のIPOは“鉄板”とされる。一方、脳梗塞(こうそく)治療薬などを開発しているエムズサイエンスは、IPO条件とみられていた脳梗塞治療薬の第3相臨床試験に向けたエーザイとの提携交渉が不調に終わり、IPO時期は市場期待よりも遅れる可能性が出てきた。ただ、「交渉不調はエーザイの組織変更のあおり。第2相臨床試験結果は非常に良好で、薬効薬理に問題はない。複数社が“ポスト・エーザイ”候補に名乗りを上げている」(市場関係者)としており、タイミング待ちの状況に変わりはないようだ。

また、IPOを取り巻く環境は一時期に比べ改善してきている様子。「業績回復感などを背景に先行きを見通せるようになりつつあり、昨年12月あたりから出資依頼が増えてきた。業種では新エネルギー関連、IT関連の案件も徐々に増加」(証券系ベンチャーキャピタル)。また、「未上場企業を対象にした監査法人、印刷会社主催のIPOセミナーも参加人数が戻ってきている」(市場関係者)。

2月26日にみずほ証券、大証、ジャスダック証券取引所の3社共同で開催されたIPOセミナー「日本を元気にするセミナー」も130社を超える未上場企業が参加し大盛況。IPO関連業務に携わる複数の市場関係者から、IPOを取り巻く環境の底打ち感、潮の目の変化を感じ取る声が聞かれるようになってきた。

むろんベンチャー企業よりも、知名度や事業規模の大きい大企業の方が不況抵抗力があり業績面も安定、募集額が多ければ多いほど、IPO1件当たりの手数料額が膨らむこともあり、近年、証券会社サイドは経済情勢や市場環境を踏まえて、どちらかといえばIPO確度の高い大手・準大手企業、老舗企業の開拓を積極化してきた。

こうした事情もあり、2010年IPO社数は20―30社台(前年は19社)と件数は依然低水準にどまる可能性はあるものの、IPOマーケットは着実に復活に向かいつつあるようだ

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2010 年 3 月 15 日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:IPO

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